【入門編】貯蓄と資産運用の考え方①
ブログを始めてから、コロナウイルス関係のコメントでいつも始めてしまっていますが、
本当に連日ネガティブニュースが多くて悲しいですね。
近々マスクの転売はやっと規制されるようですので、少しでも適正な価格で市場に並ぶとうれしいです。
その他、クラスター感染が非常に広がりを見せており、ライブ、コンサート等密室でのイベントは
より自粛や中止が進んでいますが、企業にすると甚大な損害でしょう。
財源等もあるので限界はあるでしょうが、コロナウイルスのいろんな角度から影響を受けている方々への給付・救援もしっかり実行して欲しいと思います。
今日は貯蓄と資産運用についてのお話です。
よく、お客さまや友人に聞かれます。
『どうやったらお金がたまるんですか?いい商品紹介してよ!得する商品ないの!』
ある意味すべての商品が得かもしれませんし、損かもしれません。
ライフスタイルや家族構成、収入さまざまな要素によって当然変わってきます。
今日は貯蓄や資産運用をこれから始められる、また日々貯蓄しているつもりなのに全然お金が貯まらない。うまくいかない。と悩んでいる方は是非参考に読んでいただければと思います。
まず貯蓄と一口に言っても、大きく分けていくつかに分類してみると見やすくなります。
①『使う・貯めるお金』 → 通常・定額貯金・自動積立貯金
日々、現金で管理するオーソドックスな貯金です。毎月決まった金額を定額貯金に自動的に入れる自動積立定額貯金は、初心者やどうしても手元に現金があると使ってしまう方には
お勧めです。
(引き落としの日にちも決められるので、給料日の日付を指定して確実に貯金する。)
また、定額貯金は昔と違いマイナス金利で金利はほとんど付きません(0.1%等)
しかしながら、原則、窓口で通帳と印鑑がないと引き出せない事は簡単に引き出せない
デメリットと、すぐに使うことのできないメリットの両面の性質があります。
毎月必要な金額だけを通常貯金へ、毎月決めた金額は定額貯金へ入れることで貯金も貯まりやすくなります。
最後にもう一点、定額貯金のメリットが防犯面です。
万が一通帳を落とした時、通常貯金に大金を入れていると、ATMで暗証番号をつきとめられると簡単に引き出されてしまうおそれがあります。
せっかく汗水たらしてためた貯金、ちょっとした紛失や盗難で引き出されるリスクは通常貯金と定額貯金では雲泥の差になりますのでご注意を。
②『備えるお金』 → 主に保険関係
いわゆる万が一の備えです。
大黒柱のお父さんが倒れた時、家族の誰かがもし『がん』になってしまった時、金銭的にも精神的にも大きな負担になります。そのためのリスク軽減するのが『保険』です。
よくお金の増える保険、得する保険ないの?と言われます。一昔前は掛けた保険料より満期の保険金が多い時代がありましたが、今では学資保険でさせ、大きく増えることは稀です。
これはあくまで個人的な考えですが、保険はあくまでリスクの軽減がメインと私は割り切っっています。
満期まで健康で大きな病気けががなかったことは喜ばしいことですし、それだけ幸せに暮らせたということです。
逆に大病を患った人が、保険でお金たくさんもらえて得した。
儲かったとはあまり聞かれないと思います。本当にこれのおかげで入院費が助かったし、
精神的にも安定して過ごせたと感じるのが一番だと思います。
保険については考え方が分かれる所ですが、家庭の中でどうしていくのかしっかり話し合っておくのがよいと思います。
ただし、必要最低限のリスク管理は大切です。
保険の回し者では決してありませんが、
何も入っておられないのであれば加入を強くおすすめします。
③『育てるお金』 → 投資信託・株式・外貨預金等
国策としても、強く進められているいわゆる『貯蓄から投資へ』というやつです。
ニーサもこの分類に入ります。この分類の特徴は簡単に言うと、
・メリットは大きく資産が増える可能性があること
・デメリットは元本の保証がなく、大きく資産を減らす可能性がある
こう言われると、『めっちゃ怖いやん』と思われるかもしれません。
しかし国策でも推進している位です。
初めての方でも正しい知識で、何点かの注意点を守れば限りなくリスクは抑えることができますし、素晴らしい商品だと思います。
【 一例ですが 】
・長期運用を目指し、余剰資金を使うこと
・毎月コツコツ買うこと(一度に買わない)
・下がってもすぐに売らない、焦らない
などなど、これについてはまた別に詳細や理由はご紹介したいと思います。
ざっと概要をご説明させていただきましたがいかがでしたか。
貯蓄・資産運用と一口にいっても目的さまざま、まずはどのような金融商品があるかまず理解するところから入りましょう。
次に興味があるもの、そして何より自分の性格に合ったものを選ぶことが大切です。
それともう一点、買ったことのない金融商品にチャレンジする、また興味があるものに手をだすことも必要ですが、何より全体のバランスが大切です。
それがリスクの分散につながり、金融関係ではこれを分散投資、
次回は、今回お話した金融商品について、もう少し突っ込んで話してみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。